医学部再受験

卒後医学部再受験を決意 二十代男性 志望校 国立大学医学部

今年の医学部受験とその反省①

実は、今年某国公立医学部入試を実際に受けた。大学卒業前なので、医学部受験以外にも看護国家試験や保健師国家試験があって、いろんな意味でプレッシャーがかかってとても苦しかった。結果的に、残念ながら医学部受験は失敗してしまったが、それ以外の試験は受かることが出来たのでひとまず安心した。それに、来年に向けてシミュレーションができてよかったと思う。

ここで、反省もかねて医学部受験を振り返ってみたいと思う。今年のセンター試験の結果は83%であった。医学部受験を決めて本格的に勉強したのが8月以降で、約3年半のブランクを考えるとまだよいほうではないのかなと思う。しかし、やはり、医学部受験であるからには9割近くは欲しい。来年は、それぐらいの結果を目指して頑張っていこうとおもう。次に、センターの具体的な戦略を考えようと思う。まず、数学Ⅰ・A・Ⅱ・Bと理系科目(化学・物理)は90%〜100%の間を目指す。そのためには、今年の6月までには、理系科目の基礎固めを完成させる。まず、数学の使用参考書は基礎問題精講と標準問題精講、そして合格る計算とする。化学はエクセル化学、物理は体系物理、そして化学物理共通使用参考書として宇宙1わかるシリーズとする。次に文系科目について考える。今年、国語と社会で大きく失点してしまった。国語は145点、社会は80点であった。どちらも劇的に伸ばすのは自分としてはなかなか難しい。なので、両者の目標ラインは国語は最低160点以上、社会は85点以上とする。そして、足りない分は英語(リスニングを含む)にかける。英語の目標ラインは筆記185〜200点、リスニング40~50点とする。そして、センター目標ラインを790点以上を目指す。ここで、社会については、現代社会もしくは倫理政経のいずれかにしようと考えているが、旧帝大を目指さなければ現代社会でもよいと考えている。これで結構負担が軽減され、その他の科目に力をかけられると思うが、もし余裕があれば、倫理政経にステップアップする可能性がある。本格的に国語と社会を始めるのは7月以降とする。(しかし、現代文はすべての教科に影響を与えるので、早いうちからはじめて継続する。)それまでは、理系科目と英語の重点的な基礎力の向上をはかる。

来年のセンター試験を最後に廃止される。思考力を試す試験が導入されるようであるが、対策がややこしくなりそうである。来年でなんとしてでも合格を決めたい。

水の状態変化

水は我々の周りにありふれたなじみの深いものである。しかし、軟水で飲み水として飲める水が多いのは日本特有である。外国のある地域では硬水(カルシウムイオンやマグネシウムイオンを含む)の占める割合が多く、飲み水として利用できる水は少ない。そう考えると日本の水事情は恵まれている。

化学を勉強していると水に関する問題によくであう。H₂Oの分子構造の特徴は①折れ線構造②HとOの電気陰性度の差が大きく、極性を帯びていること③極性のために分子間で水素結合をしており、結果として比較的沸点が高いこと があげられる。

さらに、特徴的なのが、水の液体と固体の分子構造の違いである。試験でも、説明をよく求められる。その前に、状態変化についてしっかり理解しておく必要がある。状態変化とは、ある分子の状態つまり、固体、液体、気体というように、温度によって状態が変化するということである。以下、具体的に説明する。①固体であれば、分子同士の結びつきが強く、分子は自由に運動をすることが出来ない。結果として、並進運動、振動運動、回転運動などを行う。②温度が上昇につれて、分子間の結合が緩み、流動性が上昇する。つまり、融解が起こり液体となる。③さらに温度が上昇すると、分子の熱運動が上昇し、分子間力を切って自由に飛び回るようになる。つまり、沸点に達することで気体となる。ただし、融解の際に必要ななエネルギーに対して、沸騰の際に必要なエネルギーはより多くを必要とする。これは融解は分子間の結合を緩めるだけでよいが、沸騰は分子同士の結合を完全にきり、自由に飛び回れるだけのエネルギーを必要とするからである。

水の固体と液体の関係性について述べる。一般的に、氷は水に浮かぶ。これは、氷のほうが水よりも密度が小さいからである。密度はある体積あたりの質量であるから、それが小さいということは氷のほうが水よりも軽いのである。イメージして分かりにくいならば、同じ体積の異なった金属を用意する。一方は、アルミ、もう一つは鉄であれば、当然手でもって両者を比較してみると鉄のほうが重く感じる。つまり、鉄のほうが密度が大きいといえる。話は戻るが、一般的に、水以外の物質の液体と固体であれば液体に比べて固体の密度は大きい。ではなぜ水では液体に比べて固体の密度が小さいのか述べる。

水の固体は正四面体構造をしている。各頂点に水分子が正四面体の重心(中心)にさらに水分子が存在する。これは、水分子が極性を持ち、分子間で水素結合をすること、さらに折れ線構造をしているため、結合において方向性があることと関連する。以上から、水の固体はスキマが多い構造をしており、固体から液体へと変わると熱運動によってその特異的な構造が壊れることで体積が減少するのである。

以上で説明を終える。

 

インプットとアウトプット

勉強やスポーツなどどの分野においても重要だが、スキルを向上させたり、能力を高めるためには、当然のことだが練習が必要不可欠である。しかし、そこそこの結果を残すためにはそこそこの練習でよいかもしれないが、結果をだしたり、なにかを極めるためにはただ単に努力すればよいわけではない。医学部受験は近年の傾向から、競争が激化しており、やはり弁護士や会計士と並んで難関試験の1つであると考えてもよいだろう。医学部受験においては、70~100程度の定員という枠に対して500人、600人という非常に多くの受験者が殺到する。常日頃から過去問研究などを行っていると、息が切れそうな思い、無理かもしれないという思いに駆られることが多々ある。しかし、それでも、結局は合格最低点を超えればよいのであり、人数はそれほど関係ないと言い聞かしながら、来るべき試験に備えて勉強をしているのが現状である。

このような難関を突破するためには、勉強において多くの高い能力を身に着けることが必要であると考える。①常日頃から本番を意識した勉強を行うこと②ケアレスミスをなくすこと③ケアレスミスと関連するが迅速かつ正確さを追求すること④本質を理解すること⑤他者に対して、簡潔で分かりやすい説明を心掛けること⑤その他の能力(分析能力、判断力、プレッシャーに打ち勝つ能力、決断力、論理力、情報の取捨選択能力、類推能力、パターン把握能力、読解力、暗記力、コミュニケーション能力、しっかりとした倫理観など)などが医学部受験において高いレベルで要求されていると感じた。これらの能力は医師になったとしてもおそらく必要であり、これらの能力を身に着けているのかを医学部受験では試したいのではないかという気がしてきた。なので、これらの能力を身に着けられるように意識しながら勉強を行っていこうと考える。

しかし、だからと言ってあまりにも漠然としているので、もう少し自分なりに具体的に考えて実践していこうと思う。まずは、インプットとアウトプットを意識した勉強を行いたい。例えば、化学や物理などは、教科書からなんとなく知識として覚えるのではなく、それを自分なりに文章化してアウトプットを行う。(今後、自分なりに理科の現象について文章化していこうと思う)または、他者に実際に説明するなど声に出してみる。他にも、身の回りの生活における現象について結び付けて考えてみたりすることができる。最終目標は、すべてのことを聞かれたらすぐに答えられるレベルまでもっていくことである。医学部受験では、少しも疑問も残して本番に臨むのは良くない。しかし、すべて完璧にするのは不可能なので、自分の勉強している問題集の9割以上をすらすら解けるレベルに持っていきたい。

さらに、勉強を楽しむ工夫が必要だと思う。楽しむこと自体が記憶を強化するという研究があるので有効であろう。ただ、勉強は参考書から暗記して、問題演習をひたすら行うと単調な作業になりやすく、また飽きやすい。なので、それ以外の作業(ブログを通して、学んだことを発信してみたり、youtubeでリスニングとしてabcニュースを聞いてみたり、社会であれば新聞やテレビから情報を取り入れたりできる)を取り入れることも一考であるのかもしれない。

 

心・技・体

心と体、そして技術というのは密接にかかわりあい、一つが欠けてもだめだと思う。今、自分は医学部受験を成功させるために、勉強を一日約10時間ほどを行うことを目指しているが、やはり勉強だけガリガリするのは良くない。勉強は技と位置付けるならば、勉強を今後健全に継続していくためには、心と体のバランスを保つ必要がある。宅浪は1人のほとんど一人の戦いのなので、心を病みやすい。だから、ブログを通して、自分の考えや感情をさらけ出すことで、精神の安定を保っている。また、自分はその他にもランニングや筋トレを毎日はどうしても疲れが残るから、二日に一度は少なくとも行うようにしている。

ところで、自分は医療系の大学特に、看護系の大学を卒業した。やはり、そこで学んだのは、心と体の密接な相関性、そして、そのバランスを保つことの重要性というものを授業や実習を通して痛切に実感してきた。例えば、医療に関してであれば、患者はやはり、治療をメインとして病院に通うわけであるが、患者の状態というのは毎日といっていいほど違う。ある日は元気で活気があふれ活動的な日もあれば、気持ちが落ち込み、視線が下向きになったりする日もあった。そのような変化は心だけでなく、体の状態も然りである。だからこそ、医療者や家族が患者に寄り添って悩みを聞いてあげたり、患者の気持ちを表出を手助けしてあげたりする必要があるのだが、なかなかそうすることは難しいのかもしれない。医療者だって、たくさんの人に対して対応しなくてはならないわけだし、家族だってもしかしたら治療費、患者の病状の不安、その他に仕事、家事、子育てなどたくさんのやるべきことがあるわけで、特に余裕がない場合には患者のことを十分に思いやることが難しいことがあるのかもしれない。そして、逆にそのような態度が患者にとって気に障り攻撃に走ることもあるだろう。だから、医療は奥が深いものの、たびたび困難さというのはつきまとうものである。以上の経験から、僕は医療者はそれなりに強い精神力と体力、さらには困難に対処する能力備える必要性があるのだという結論に至った。

なので、今年一年は自分は今までの学んだことを振り返り、体と心、そして勉学に勤しみ、さらなる向上を図って生きたいと考える。まあ、自分は結構前からくそ真面目だといわれることが多々あって、一時的にそれは悪いことなのかと思うときもあったが、最近では吹っ切れたのか、まあいいやと思えるようになってきた。とにかく、努力を続けていきたい。

 

 

物理まとめ①

今日の勉強した物理の内容、気づき、反省を述べようと思います。

物理は、スカラーとベクトルの区別が非常に重要である。前者は例えば、力、電位差、エネルギー(位置、運動、弾性など)など、単位とともに大きさを表す。一方で、後者は大きさだけでなく、向きも関係する。例えば、速さと速度の違いはとても有名で、前者がスカラー、後者がベクトルに属する。車で走行していて、メーター表示には60km/hが記されていれば、それは車の速さを示す。さらに、その車がその速さで北東方向に進行していれば、それは車の速度を示す。

また、基準の設定というのも非常に重要な概念である。例えば、座標とかはまさしく原点、軸の向き、軸の間隔などを定めることで具体的に物体がある時刻においてどこに位置しているのかを数値化することができる。また、それを基準として、位置エネルギーなどを定めることができる。

仕事と力積についてはしっかり区別する必要がある。ある方向に力Fが加わり、物体がある距離xだけ移動したとき、仕事WはW=F×xとなる。ただし、進行方向と垂直方向に力を受けるとき、その力のする仕事は0となる。さらに、進行方向と反対の向きに力が加わるとき、その力のする仕事は負となる。進行方向と同じ向きに力が加わっていれば、その力のする仕事は正となる。他にも、仕事をするもしくはされるという能動、受動の関係にも着目する必要がある。例えば、ある物体に力が働き、その力によって、物体の位置エネルギーが増加したとする。このとき、力は物体に対して仕事をし、また物体は力によって仕事され、その分だけ、位置エネルギーとして蓄えたと言い表すことが出来る。それに対して、力積Iは、力Fがt秒間だけ物体に働いたとき、I=F×tとなる。また、(運動量の変化)=(力積)、(力学的エネルギーの変化)=(仕事)が成立する。

能動と受動の関係のように表裏一体の関係性は他の分野においてみることができる。例えば、作用・反作用の法則がある。人工衛星と地球の関係性を見るとよくわかる。人工衛星は地球から万有引力を受けることで、地球の中心にひかれ、逆に、地球は人工衛星から万有引力を受けることで、人工衛星に向かってひかれるということができる。

物理を勉強をしていて感じていることはやはり、数学との関連性が非常に強いことである。特に、三角関数、ベクトル、関数、図形と方程式、楕円、少しだけ微積が入ってくるのでこの分野をしっかり基礎固めする必要がある。また、単位に対する認識が甘いときがあるので、常日頃から数値計算だけでなく、文字計算においてもそれを意識しながら解いていきたい。

 

ひとはミスをする生き物

こんにちは。今日は、人はミスをするという前提のもとで自分の考えを述べていきたいと思います。

日々勉強をしていて感じるのですが、特に数学、物理、化学などの特に理系科目においてはケアレスミスはつきものであることを痛感しております。どんなに注意していても、時折数値計算の間違い(符号の間違い、通分のミス、書き間違い、写し間違い、不等号の向きの間違い、有効数字の計算間違いなど)は生じてしまいます。ミスを減らさなければ、当然医学部受験合格に遠のきますので、何としてでもミスを最小限にしたい次第であります。よく考えてみると、どうもこれはミスをしないという根性論では話は終わらないと思います。その時折の様々な因子(集中力、環境、不安、視力など)などの様々なものが関連していると思いますし、人それぞれミスのパターン性というのも違うのだと思います。

そういえば、学校で学んだことで人のミスに関連することといえば、ハインリッヒの法則が想起されます。つまり、一つの重大な事故の背景には、軽微な事故が29個、ヒヤッとするような事故が300個生じるという法則であります。つまり、必ずどんな分野(製造、設計、医療行為など)であろうが、人は必ずミスを生じるということです。そう考えると、医師という職業はミスが許されないという人々の考えやイメージというのはどうしてもその人間の持つ特性というものを無視したものであるように感じます。さらに、医療というのは他の分野に比べて非常に不確定要素の多い分野でもあります。学校の実習ではどんなに、教科書的なことを学んで、それを実践しようとしても、患者さんの身体・精神状況というのは人それぞれであり、うまくいかないことが多々ありました。以上を考えると、医療において完全なミスを除いて、グレーゾーンである場合が多く、なにがミスでそうでないのかはっきりしないのかが分からないことがたくさん生じてくるように考えます。

人はミスをする生き物であることは間違いないのですが、だからといってミスは放置してよいものではないと思います。ミスは0にはできなくとも、最小限にすることは可能であると思います。医療でも、患者の取違い問題、点滴量・点滴剤の間違い、転落事故などの重大ミスもしくはヒヤリハットは過去だけでなく、この現在においてもどこかの病院で生じているのかもしれません。そのようなミスを防ぐために、様々な工夫を組織全体で取り組んでいく必要があります。

今回は医療におけるミスを考えましたが、今勉強していることにおいてもミスは0にできなくても、減らす工夫は可能であるように思います。今まで、勉強をしてきて振り返ってみても、ミスをするパターンというのは比較的決まっていました。なので、常日頃の勉強の姿勢では、どのミスが自分はおかしやすいのか、どうしてミスが生じたのか(原因)、どうすればミスが減らすことができるのかという考えを維持していきたいと考えています。それに、理系科目は解法のパターン性というものが決まっていますので、あらかじめ計算問題においてもミスが少ない方法を見つける基準を設定しておき、その基準にそって正確に計算することを意識すれば計算ミスは減らせるのではないのかなと思います。今後、ケアレスミスの考察を具体的に載せてみたいと考えています。

 

 

 

ブログをはじめます

はじめまして。今年医学部再受験を決意した20代男性です。今後、ブログを通して、特に再受験生や仮浪人生、もしくは高校生、浪人生の方々と勉強のことや、医療のことやその他もろもろのことを共有出来たらうれしいです。

さて、ここからは自分の自己紹介と今後のことを具体的に述べたいと思います。私は医療系の大学を卒業し、本来ならば病院などで働くべき身でありながら、いろいろと思い悩み、試行錯誤の末、就職という道を選ばず、再受験という道を選びました。その他にも、学士編入という道もありますが、やはり①情報が少なく、独学では難しいこと(もちろん、KAL〇などの医学部専門予備校があるが金銭的に厳しい)②競争相手が東大や京大などを卒業した強敵と闘わなければならないことなどの理由により、自分は明らかに不利であると考えたため選択肢から外しました。なので、大学受験による再受験を選択しました。そして、自分は今年一年は宅浪することにしました。その理由としては、率直な感想ですが、やはり浪人時代の塾を通った経験を考えてみると授業は結構無駄が多いように感じたからです。確かに、たくさんの尊敬できる先生方がおりましたし、授業もまあまあ分かりやすい面もありました。しかし、やはり分かったつもりになることが多々あり、結局学力が伸びたのは自習時間のしつこい反復練習のおかげであるという結論に思い至りました。また、後期になるとテキストの問題の難易度がえげつなく上がり、大学によっては出ない部分が多々出てきた覚えがあります。以上のことを考えて宅浪を選びました。

 宅浪は一人の戦いだと思います。たくさん時間がある分、メンタル・身体・時間管理など様々なことをしていかなくてはいけません。実は、今回ブログを始めたのもそのことと関連があります。どこかの記事で読んだのですが、日記をつけたりすることで、自分の感情や考えが整理され、メンタルに良い影響を与えるそうです。さらに、ブログを書くことは、文章を書くということから国語の勉強になると思います。

今日はこれで最後になりますが、自分でも1人で勉強を継続し、結果を出すのは非常に難しいように感じております。しかし、ブログを通して、日々の勉強の内容や学習内容、医療について皆さんに発信し、僕自身、また皆さんが高めあえたらうれしいです。極力、コンスタントに発信していこうとおもいますのでよろしくお願いします。