医学部再受験

卒後医学部再受験を決意 二十代男性 志望校 国立大学医学部

(G)PDCAについての考察(Gについて)

PDCAサイクルというものがある。これは、実際に看護の分野においても使われていたし、もちろん一般企業においても幅広く普及しているであろう。これを勉強において利用することは非常に有効であると思うし、少しどういうものか考察を行いたい。

PDCAサイクルは5つのステップに分けられる。

①G:goal(目標)

②P:plan(計画)

③D:Do(行動)

④C:Check(評価・気づき)

⑤A:Act(修正・改善策)

今回の記事ではgoalについて具体的に述べたいとする。

①目標はなぜ立てるのかといえば、一言でいえば、現状をよりよくしたり、なにかを果たすためにである。世の中には様々な困難があり、その困難として会社で実績を上げなければならない、試験で結果を出さなければならないとき、目標は必須となってくる。

ここでは、目標の立て方について述べたいと思う。例えば、卑近な例だが最近太ってきたので、痩せたいと思い立ったとする。この痩せるというのは、最終目標なのであるが、結構漠然としている。目標を立てる際には、期限と数値を明確化したほうがよい。つまり、「〇か月以内に3kgを落とす」など具体的な数値に置き換えることのほうがいい。こちらのほうが、目に見えてはっきりしているし、やる気が上がるであろう。

しかし、ここで注意なのは、あくまで達成可能な目標を立てるということである。もし、無謀な目標をたてようとすれば、必ず失敗する。この失敗によって気持ちも落ち込むしやる気がでなくなるはずである。そうではなくて、達成可能を目標を立て、順次成功させていくことで、自信もでてくるはずであろうし、やる気にもつながるはずである。

目標には、さらに長期目標と短期目標に分類される。例えば、勉強であれば、一年後に試験が控えているとする。この場合大体、1週間、1か月、3か月、6か月、1年という単位で期間を分けて、目標を具体的に設定していけばよい。(短期、長期というのは全体的な期間によって、また人によってに異なってくるので一概に言えないが、今回の場合では、自分ならば、短期を一か月まで、長期をそれ以上とする)目標期間が長いほど人はその目標に対してどうしていけばよいのかわからないし、より漠然としてしまう。しかし、目標期間を区切ることで、その目標対して立てるべき計画ややることが軽減され、より具体的に対策を練ることができるであろう。