(G)PDCAサイクル(P,D,C,Aについて)
次に、②P(計画)について述べようと思う。
計画は、ある目標を達成するために立てるものである。そして、ある目標とそれに対する計画は明確に対応させなければならない。そうでないとC,Aにつなげることが出来ない。
例えば、医学部受験で志望校の合格ラインまで英語の点数を伸ばしたいという目標があったとする。しかし、より明確化するためには、実際に合格最低ラインを研究し、他例えば「志望校の英語のテストで7割を取る」という風に具体的に定めることが出来る。そこで、これを達成するためにはどうすればいいかを考える。大学受験の英語の試験において問うてくるパターン性は比較的決まっている。①和訳②英訳③理由(~なのはなぜか)④内容把握(~なのはどういうことか)⑤穴埋め⑥並び替えなどあらかじめ過去問を見て傾向を把握することができるであろう。そして、①から⑥の英語能力を伸ばすことで最終的に英語のテストで7割を近づけられるはずとだと考える。
その考えのもとで、①から⑥のそれぞれの英語能力を高めるために、より具体的にどうしていけばよいのかを考え、それぞれに対して対策本を割り振り、その対策本をいつまでに、何周するのかを具体的に計画することが可能になるであろう。
③D(行動)について
僕は、Dが非常に重要であると考える。計画はもちろん重要であるが、それに満足してしまって、実行しなければ、それこそ本末転倒である。自分が立てた計画を信じ、それを最大限果たすために実行に移していくのが大切である。
④C(評価・気づき)について
もちろん、Dがすべて果たせないことがあるであろう。その時、目標に対して立てた計画がどれほど達成(パーセントなど数値化するとよい)をしているのかを分析する。そして、気づいたことがあれば、整理しておく
⑤A(修正・改善策)について
そして、一連の過程を経て、最終的に改善を目指す。その際には、Cで得られたことを生かすとよい。もし、うまく達成できていなかれば、目標設定が適切でないのか、計画において無理していないのか、行動に移せてなければ、メンタルに問題があるのか、環境が悪いのか、などをしっかりと具体的に考えて反省を行う。そして、それらを最終的に総合して、次の目標と計画に生かす。
以上で、PDCAの考察を終わろうと思う。